1955年、長崎県出身。78年、東大法学部卒業。在学中の77年、国家公務員上級試験(法律)と司法試験に合格し、大蔵省入省。83年、名古屋国税局島田税務署長。94~96年、石川県企画開発部長、同総務部長。その後、大蔵大臣秘書官、財務大臣秘書官を経て、2009年に財務省主税局長。12年に国税庁長官。13~20年、内閣官房副長官補。この間、日本経済再生総合事務局長代行等を兼務。20年9月から現職。
就任時、「デジタル・プラットフォーム分野での実態把握を進めつつ、デジタル・プラットフォーム業者による反競争的な行為に対して厳正に対処していきたい」と表明、競争環境整備を進めるとした。