毎日・世論フォーラム
新春会員交流会
2024年2月20日
日本政府観光局(JNTO)理事長 蒲生 篤実

テーマ
「インバウンドの重要性と最新動向、地方への誘客に向けて」

会場:ホテルニューオータニ博多

『ありのまま』を見聞する需要に高まり

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蒲生 篤実 日本政府観光局(JNTO)理事長
蒲生 篤実 氏

プロフィール

蒲生 篤実
(がもう あつみ)

 1960年、福島県出身。東大法学部卒業。85年運輸省(現国土交通省)入省。海上保安庁警備第二課(現警備課)補佐官、宮城県土木部空港対策課長、秋田県警警務部長、国土交通省大臣官房総務課企画官、参事官、総括審議官、海事局長、鉄道局長、総合政策局長などを歴任した。2020年7月~21年7月に観光庁長官を務め、23年4月から現職。持続可能な形での観光立国の復活に向けて、戦略的かつ効果的な各種取り組みの推進に注力していく方針を示している。

 毎日・世論フォーラムの「新春会員交流会」が2月20日、福岡市中央区のホテルニューオータニ博多で開かれた。九州・山口地区の企業関係者や福岡市に事務所を置く県事務所などが参加、日本政府観光局の蒲生篤実(がもう・あつみ)理事長の話に耳を傾けた。蒲生氏は「インバウンドの重要性と最新動向、地方への誘客に向けて」と題して講演。地方へのインバウンド(訪日観光客)誘客の重要性について述べ、ありのままの日本人の生活を見聞きする需要の高まりに、「日本は(地域固有のストーリー性のある)素材が多い。どんな地域でも魅力がある」と述べた。
 蒲生氏は訪日外客数が2023年に、新型コロナウイルス禍前の約8割の2507万人まで回復したことを「期待した以上」と評価。「1人当たりの地方での宿泊数2泊」という政府目標を達成するために、自然や文化体験などを楽しむ「アドベンチャートラベル(AT)」や、テーマ旅行の推進の重要性を訴えた。旅行1回の総消費額が100万円以上の外国人は探究心が強いといい、「(旅を)ストーリーにくみ上げることが重要だ」と指摘。地方への国際線の直行便拡大に向け、県などとの連携強化の必要性についても強調した。

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