毎日・世論フォーラム
第357回
2023年11月16日
日本ラグビーフットボール協会副会長 清宮 克幸

テーマ
「どうする日本ラグビー!」

会場:ソラリア西鉄ホテル福岡

オリジナリティーあるプレーをもっと

清宮 克幸 日本ラグビーフットボール協会副会長
清宮 克幸 氏

プロフィール

清宮 克幸
(きよみや かつゆき)

 1967年、大阪府生まれ。府立茨田(まった)高校でラグビーを始める。ポジションはナンバーエイト、フランカー。
3年時に全国高校ラグビー大会に出場、高校日本代表に選ばれる。早稲田大2年時に日本選手権優勝、4年時は主将を務め、全国大学選手権で優勝した。
 90年、サントリー(株)入社。ラグビー部主将を務めるなど中心選手として活躍し、全国社会人大会、日本選手権優勝を果たす。2001~05年に早大ラグビー蹴球部監督を務め、大学選手権を3度制覇した。
 また、サントリー、ヤマハ発動機ジュビロの監督を歴任し、いずれのチームも頂点に導いた。19年から現職。

 毎日・世論フォーラムの第357回例会が11月16日、福岡市中央区のソラリア西鉄ホテル福岡で開かれた。講師の日本ラグビーフットボール協会の清宮克幸副会長は「どうする日本ラグビー!」と題して講演。日本代表の将来について「今回のワールドカップ(W杯)は各チームがオリジナリティーを意識して作ってきた。日本代表しかやらないプレーをもっと見たい」と期待を語った。
 W杯フランス大会で日本代表が1次リーグで敗退した結果に、清宮氏は「もっと(上位に)行けた」と強調。「強みを持っている選手は、マイナス面も持っている。その穴が出ないようなゲームプランを作って実行させるのが監督(ヘッドコーチ)の仕事だが、穴が少ない選手をたくさん選んだ」などと見解を述べた。
 今後の日本代表の強化については、「代表の顔になる選手をこれから作らなくてはいけない。代表監督には未来を作る仕事をやってもらいたい」と話し、代表候補の育成に特化した若い世代のチームを作る案も披露した。

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